自分に向いている仕事とは?物流倉庫のリーダー松尾駿亮

自分に向いている仕事とは?物流倉庫のリーダー松尾駿亮

 こんにちは!

「好きなこと」と「向いていること」は、必ずしも同じではない。

そんなことを実感させてくれるのが、福岡営業所の物流倉庫で活躍する松尾駿亮(まつお しゅんすけ)です。

現在29歳、入社7年目。

大学卒業後、新卒で九州パール紙工へ入社し、現在は物流倉庫のリーダーとして3人のチームをまとめながら、新しい物流システムの導入にも携わっています。

今回は「自分に向いている仕事」と出会い、成長を続ける松尾の歩みをご紹介します。

 

パソコンが得意!でも電話は苦手だった…

松尾さんは福岡県新宮町出身。

子どもの頃から数字に強く、車のナンバーを覚えたり、時計を習う前から時間を読めたりするほど数字に親しんでいました。

中学校では幼なじみに誘われてバレーボール部へ入部。

2年生から強豪校出身の先生が顧問となり、厳しい練習の日々が始まりました。 

「途中で辞めたいと思うこともありましたが、3年間続けたことで辛抱強さが身につきました。」

この経験は、社会人になった今でも大きな財産になっているそうです。

高校は福岡県立古賀竟成館高等学校総合ビジネス科へ進学。

簿記やパソコンを学び、日商簿記2級も取得しました。

その後、東海大学福岡短期大学で情報処理を学び、CG制作やプログラミングに挑戦。

しかし、

Excelが得意だったので、プログラミングも簡単だと思っていました。でも全く別物で挫折しました…。」

さらに久留米大学へ編入し、メディア分野を専攻。

テレビ業界への憧れもありましたが、「好きなテレビを仕事にして嫌いになりたくない」と考え、別の道を選ぶことを決意しました。

 

「物流施設を導入したい」という一言が人生を変えた

就職活動では、パソコンスキルを活かせる事務職を希望していました。

しかし、人と話すことは好きでも電話対応が苦手で、思うように就職活動が進みませんでした。

そんな時、大学の合同企業説明会で出会ったのが九州パール紙工です。

食品容器を扱う会社があることを初めて知り、興味を持った松尾は会社訪問へ。

そこで印象に残ったのが、

「営業所にも物流施設を導入したい。システムに詳しい人材が必要なんです。」

という言葉でした。

「自分が学んできたことを活かせる会社かもしれない。」

そう感じ、入社を決意。

内定をもらった時は、本当にうれしかったと振り返ります。

 

配送も倉庫も経験することで自分の適性に気づいた

入社後は配送に同行しながら、倉庫業務も担当。

商品の入出庫や在庫管理など、一つひとつ仕事を覚えていきました。

23年が経つ頃には、

「松尾に任せる。」

と言われるようになり、自分で考えて倉庫を動かせるようになります。

実は、入社当初は倉庫の仕事が自分の希望ではありませんでした。

「与えられた場所でベストを尽くそう。」

そんな思いで仕事に向き合ってきた結果、今ではこう感じているそうです。

「会社は自分の適性を見つけてくれたんだと思っています。」

現在は福岡営業所へ新しい物流システムが導入され、これまで一人だった倉庫担当も3人体制へ。

松尾はリーダーとして、新しく入った社員への指導も任されています。

 

教える立場になって気づいた難しさ

仕事を教える立場になり、新たな悩みも生まれました。

「どう伝えれば分かりやすいのか。」

その答えとして松尾さんが実践しているのが、

まず一緒にやってみる。

次にもう一度一緒にやる。

そして3回目は本人に任せ、自分は後ろから見守る。

という教え方です。

「一度で覚えられる人ばかりではありません。だからこそ、一緒にやる時間を大切にしています。」

これまで一人で倉庫を担当していた頃は、自分の仕事で精一杯でした。

今はチームになったことで心にも余裕が生まれ、周囲を見ながら仕事ができるようになったと話します。

 

「福岡営業所の倉庫が一番きれい」と言われる存在へ

現在の目標は、どこの営業所よりも整理整頓された倉庫をつくること。

新しい物流システムの導入によって、商品の保管場所や在庫情報がデータで管理されるようになり、さらに効率的な倉庫づくりが進んでいます。

「福岡営業所の倉庫はきれいですね。」

そう言ってもらえる職場を目指し、日々改善に取り組んでいます。

 

高校生へのメッセージ

最後に、これから進路を考える高校生へメッセージをいただきました。

「自分の好きなことは、とことん追いかけてください。でも、好きなことと向いていることは違う場合もあります。もし『向いていないな』と感じたら、違う道へ切り替える勇気も大切です。好きなことと向いていることが一致したら、それは最高です。ぜひ、その道を突き詰めて頑張ってください。」

入社前には想像もしていなかった物流倉庫の仕事。

しかし、その場所で努力を重ねたからこそ、自分の適性と出会い、今ではチームをまとめるリーダーとして活躍しています。

「向いている仕事」は、最初から決まっているものではありません。

挑戦する中で見つかることもある。

松尾の歩みは、これから社会へ飛び立つ高校生にも、そんな大切なことを教えてくれます。

 

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