こんにちは!
九州パール紙工には、美容師から営業の世界に飛び込んだ異色の経歴を持つ社員がいます。
大分営業所のムードメーカーとして、営業や事務の後輩たちを引っ張る存在にもなっている松木大伸(まつき ひろのぶ)です。
29歳、入社6年目。
大分県別府市出身の松木は、実は、社会人のはじまりは美容師として4年間働いていました。
そこから大きく方向転換し、現在は営業職としてお客様と向き合っています。
髪型へのこだわりから始まった美容師への道
別府溝部学園高等学校に通っていた高校時代、松木が最初に考えていたのは調理師の道でした。
ところが、当時は髪型へのこだわりが強く、前髪や襟足の長さを工夫して、学校の頭髪検査に引っかからないようにしていたそうです。
そんな姿を見て先生から言われたのが、
「そんなに髪型に興味があるなら、美容師を目指してみたら?」
という言葉でした。
その勧めをきっかけに美容師を目指すことを決意。
専門学校に2年間通い、資格を取得しました。
資格試験では学科は順調だったものの、実技には苦労しました。
「緊張しすぎる性格で、1分1秒が大切になる繊細な作業では、蕁麻疹が出るほど緊張しました」
それでも努力を重ね、無事に資格を取得。
普段から通っていた美容院に就職しました。
お客様として見る店と働く店は違った
美容師として働き始めると、想像していた世界とのギャップを感じることもありました。
最初は掃除などの仕事からスタート。
職人の世界だから下積み時代があることは当然だということは理解していましたが、お客様として通っていた頃とは見える景色が全く違いました。
スタッフ同士のコミュニケーションも重要で、周囲としっかり連携できなければ、なかなか一人前にはなれません。
スタイリストとして独り立ちできたのは、入社から約3年半後。
「3年で独り立ちできたら早い方だったので、時間はかかりましたが、そこまで続けられたことは自分の財産です」
一方で、スタイリストとしてデビューする前から「辞めようかな」という気持ちもあったそうです。
将来、家庭を持ったときに土日も働く美容師という仕事を続けられるのか…。
10年後、20年後の自分の姿を考えるようになり、「変わりたい」という思いが強くなっていきました。
オーナーからは引き留められましたが、松木は転職を決断しました。
人と関わる仕事は続けたかった
転職活動で大切にしたのは「人とのコミュニケーションを大切にできる仕事」。
そんな中で見つけたのが九州パール紙工の求人でした。
食品容器について詳しく知っていたわけではありませんでしたが、ホームページで見た“おせちの重箱”に魅了され、興味を持ったそうです。
「営業なら、お客様や配送先の方とコミュニケーションを取りながら仕事ができると思いました」
面接では、担当した常務が優しく接してくれたことも印象に残りました。
給与や待遇など、少し聞きづらい内容についても丁寧に説明してもらい、入社を決意。
転職を機に、地元の別府市から大分市へ引っ越し、仕事も生活も心機一転のスタートとなりました。
入社後は約1か月間、先輩に同行して仕事を覚え、その後独り立ち。
最初の頃は、お客様からの問い合わせも「商品が足りないから持ってきてほしい」といった依頼が中心でした。
しかし、営業として経験を積むにつれて、次第に変化が。
「独り立ちして1年が経つ頃には『こういう商品ない?』『こんなことできる?』と相談してもらえるようになりました。それがすごく嬉しかったです」
美容師時代に培ったコミュニケーション力も、今の営業の仕事にしっかり生きています。
目指すのは「新しいことに挑戦する営業」
現在は、先輩から引き継いだお客様を担当するルート営業が中心。
今後はさらに新規開拓にも積極的に取り組みたいと考えています。
そして大分営業所では、持ち前の明るさで周囲を盛り上げるムードメーカー的な存在。
「早く仕事に慣れて、もっとできることを増やしたいです」
そんな松木が、高校生に伝えたいのは「決断の早さ」の大切さです。
「進む道を決めるのも、違うと思って方向を変えるのも、早い方がいいと思います。20代なら、失敗してもやり直しはいくらでもできます」
転職を決断するきっかけになったのは、書籍『チーズはどこへ消えた?』でした。
一度決めた道を最後まで進むことだけが正解ではありません。
「変わりたい」と思ったときに、一歩踏み出す。
美容師から営業へ。
松木自身が経験したキャリアチェンジは、自分に合う道を探す高校生たちにとって、大きなヒントになるのではないでしょうか。
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