こんにちは!
「どんな仕事でも、自分が与えられた場所で全力を尽くす。」
そう語るのは、九州パール紙工鹿児島営業所で物流を担当する入来田 拓(いりきだ たく)。
現在37歳、入社12年目。
営業職として入社し、その後物流部門へ異動。
今では大型トラックの運転から倉庫管理、配送まで幅広く担当し、営業所を支える欠かせない存在です。
実は九州パール紙工に入社するまでに3社を経験してきました。
その一つひとつの経験が、現在の仕事に活かされています。
「好き」を追いかけた就職活動
鹿児島市で育った入来田は、小学生ではサッカー、中学校では父親の影響で剣道、高校では鹿児島商業高校商業科弓道部に所属して様々な出会いや経験を積んできました。
特に弓道では国体候補に選ばれるほど活躍し、高校始まって以来の好成績を残したそうです。
「高校時代は弓道にすべてを懸けていました。」
大学は鹿児島経済大学経済学部へ進学。
経済を学びながら、弓道部でも1年間活動。
弓道は高校時代で燃え尽きてしまい、モチベーションが上がらずという状況だったものの、先輩の声掛けで入部。
活動は1年でしたが、仲間との出会いは今でも大切な思い出になっています。
大学時代はスーパーマーケットでアルバイトをしていたこともあり、卒業後は小売業を希望して就職活動を行いました。
しかし希望する企業には届かず、業務用食品を扱う卸売会社へ入社します。
ところが、重い荷物を扱う仕事で腰を痛め、医師から「重いものは持たない方がいい」と言われ、わずか1年で退職することになりました。
様々な経験が人との関わり方を変えた
その後は「手に職を付けたい」と考え、水産会社へ転職。
乾物や魚を扱い「魚をさばけるようになりたい」という思いで働きました。
しかし約2年後、上司との考え方の違いから退職を決意します。
続いて選んだのは、以前から好きだったバッグの販売職でした。
お客様として通っていたお店の求人を見つけ、「好きなことを仕事にしたい」と入社。
店頭での接客を通じて、人見知りだった性格も大きく変わりました。
「お客様との会話が楽しくて、自分の会話の引き出しも増えていきました。」
一方で、結婚を考え始めたタイミングで、将来を見据えてより安定した会社で働きたいと考えるようになります。
彼女のご両親のことも熟慮したそう。
結果、好きだった仕事に区切りを付け、新たな挑戦を決意しました。
九州パール紙工との出会い
転職活動で重視したのは、
会社の規模
人間関係
休日数
の3つでした。
ハローワークで九州パール紙工の求人を見つけ、会社見学へ参加。
九州各地に営業所がある会社規模だけでなく、先輩社員が気さくに話しかけてくれたことが印象に残ったそうです。
「ここなら何でも相談できそうだな、と感じました。」
面接は4回(4名と面談)にも及びましたが、その分、多くの上司と話ができ、「ますます入社したい気持ちが強くなった」と振り返ります。
営業から物流へ、新たな挑戦
入社後は営業職としてスタート。
まずは商品を覚えるため倉庫で学び、先輩との同行営業や電話対応を経験。
半年後には担当を持ち、一人で営業へ出るようになりました。
バッグ販売ではお客様を待つ仕事でしたが、営業は自ら訪問する仕事。
「最初は本当に緊張しました。」
お客様から「そんなに緊張しなくてもいいよ」と声を掛けてもらうことも多かったそうです。
配送中の何気ない会話から相談を受け、それが商談につながることもありました。
「不器用ながらも、自分の対応で仕事が決まった時は本当にうれしかったです。」
そして入社3年目。
物流担当だった先輩が定年退職することになり、後任を募集する場面が訪れます。
誰も手を挙げない中、「このままでは営業所が困る」と自ら立候補。
営業から物流への異動を決断しました。
現在は受注商品の準備、配送、倉庫管理まで幅広く担当し、大型トラックの免許も取得。
繁忙期でも荷物を効率よくさばき、予定どおり配送できた時には「今日もうまくできた」と大きな達成感を感じるそうです。
目指すのは営業所のオールラウンダー
現在は営業所でも「何でもできる人」と頼られる存在になっています。
それでも本人は満足していません。
「後輩が入ってきた時に、何でも相談してもらえる先輩になりたい。そして、誰かが休んでも穴を埋められるオールラウンダーを目指しています。」
営業も物流も経験したからこそ、営業所全体を見渡せる存在として活躍しています。
高校生へのメッセージ
最後に、就職を考える高校生へメッセージをもらいました。
「きついなと感じても、まずは続けることを意識してほしいです。楽な仕事はありません。でも、本気で頑張って乗り越えた先には、大きな達成感があります。そして、困った時は一人で抱え込まず、周りに相談してください。」
様々な仕事を経験し、自分に合う環境を見つけた入来田。
営業から物流へと活躍の場を広げ、今では営業所を支える中心メンバーとして活躍しています。
「与えられた場所でベストを尽くす。」
その積み重ねこそが、自分らしいキャリアにつながることを教えてくれました。
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