小城市の情報誌”おぎなう”に弊社が掲載されました!

小城市の情報誌”おぎなう”に弊社が掲載されました!

こんにちは!

このたび、小城市の情報誌 おぎなうの「商工会と未来を拓く」のコーナーにて、弊社の取り組みが紹介されました。

地元・牛津町から全国へ、お弁当容器や折箱など食品用紙器を届ける弊社の想いや、取り組みの裏側をご紹介いただきました。

今回は、その記事の内容をブログでもご紹介させていただきます。

 

食文化を支える紙器づくり

私たち九州パール紙工は、食品用紙製折箱・容器を製造・販売する会社です。

ホテルや料亭、飲食チェーン店など、全国各地の「食」を支える現場でご愛用いただいており、その信頼と実績を積み重ねてきました。

本社のある佐賀県小城市牛津町を拠点に、九州各県と山口県に13の営業所を展開。

ご注文の規模を問わず、一貫した生産体制で対応しています。

特に私たちが大切にしているのは、「お客様のニーズに応える柔軟な対応力」

さまざまなデザイン、サイズ、形状などに対応しながらも、スピーディーな納品を実現しています。

 

長年の課題だった機械化への挑戦

そんな中、私たちが抱えていた大きな課題がありました。

それは「容器原料に溝を掘る工程での刃物調整の非効率さ」です。

この工程では、容器のデザインや仕様に応じて、溝の深さや角度を微調整する必要があります。

しかし、従来は職人の経験と感覚に頼る作業で、場合によっては34時間もかかることがありました。

「もっと効率化したい」という思いはありましたが、必要な機械は非常に高価。

なかなか導入に踏み切れない状況が続いていました。

 

商工会とともに補助金申請に挑戦!

そんなある日、「佐賀型次世代ものづくり投資促進事業費補助金」という制度を佐賀県のホームページで発見。

申請締切まではわずか1か月と、かなりタイトなスケジュールでしたが、藁にもすがる思いで小城市商工会に相談しました。

すると、商工会の経営指導員の方が親身に対応してくださり、事業計画書の作成や申請手続きに必要な資料づくりなど、丁寧にサポートしてくださいました。

そのおかげで、無事に申請を行うことができ、結果、採択を受けることができました。

 

機械導入による大きな変化

補助金を活用して導入した新しい機械により、これまで数時間かかっていた刃物調整の工程は、わずか20分程度に短縮。

さらに、一度設定を行えば、誰でもボタンひとつで多種多様な容器が作れるようになり、納期の短縮だけでなく、作業の標準化・平準化にもつながりました。

この変化により、これまで「納期が厳しいから」と断っていた案件にも柔軟に対応できるようになり、自社ECサイト「お箱やさん」での受注も拡大しています。

 

働き方改革とデジタル化も加速

機械化が進んだことで、スタッフの負担軽減や作業の効率化が実現し、働き方改革にもつながりました。

さらに、デジタル技術の活用も加速し、業務の幅が広がっています。

「機械を導入できたのは、商工会の手厚い支援があったからこそ。的確な助言がなければ、ここまでのスピードで進めることはできませんでした」と、弊社の常務・皆良田も笑顔で語っております。

  

地域とともに、未来へ

今回の商工会報での紹介を通じて、地域の中小企業が補助金や支援制度を活用しながら、新たな一歩を踏み出していることを、多くの方に知っていただけたら嬉しく思います。

私たち九州パール紙工は、これからも食文化を支える紙器づくりを通して、お客様と地域に貢献し続けてまいります。

引き続き、応援のほどよろしくお願いいたします!

 

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今後もブログを通じて、製品情報や活用事例、季節ごとのおすすめ商品などを発信していきます。どうぞお楽しみに!

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