こんにちは!
九州パール紙工の製造部門を担うモダンパックで、製造主任として活躍しているマッラ・チトラ・クマル。
ネパール出身の33歳です。
英語、インド語、ネパール語、そして日本語を話すことができるクマルは、2015年4月に留学生として来日。
CODO外語観光専門学校で日本語や日本の文化を学び、26歳のときにモダンパックへ入社しました。
現在は日本人社員と一緒に働きながら、材料加工や見積もり、注文対応など幅広い仕事を担当しています。
「日本は平和な国」友人の話をきっかけに来日
クマルさんが日本に興味を持ったきっかけは、ネパールにいた頃に友人から聞いた日本の話でした。
「日本は平和な国だと聞いていました。ネパールより経済的に大きな国なので、自分の力を試してみたいと思いました」
2015年、初めて日本の地を踏み、日本語学校と専門学校に通いながら、日本語や日本の文化を学びました。
その後、専門学校の先生からモダンパックを紹介されたことが、現在の仕事につながります。
学生時代に製薬会社でアルバイトをしていた経験もあり、製造業に興味を持っていたクマル。
モダンパックについて調べる中で「働く環境が良さそう」と感じ、入社を決意しました。
面接では日本語でのコミュニケーションに難しさを感じたものの、学ぶ姿勢をしっかりアピール。
採用が決まったときは「本当に嬉しかった」と振り返ります。
佐賀弁に大苦戦…社会人生活のはじまり
入社後、最初に苦労したのは仕事だけではありませんでした。
「佐賀のこともよく分からなかったですし、佐賀弁でのコミュニケーションにも苦労しました」
独特の言葉や言い回しに慣れるまでには、2~3年ほどかかったそうです。
それでも、分からないことをそのままにせず、周囲の人から学びながら一つずつ身につけていきました。
入社当初は梱包作業からスタート。
その後、材料加工、見積もり、注文対応など、少しずつ仕事の幅を広げてきました。
仕事に対する姿勢を尋ねると、クマルはこう話します。
「どんな仕事を与えられても、何でも任せてください。勉強しながら頑張ります、という気持ちです」
この前向きな姿勢が、現在の主任という立場にもつながっています。
日本で出会った家族とこれからも暮らしていく
日本での8年間には、仕事だけでなく大きな人生の変化もありました。
来日後、同じネパール出身の女性と出会い結婚。
現在は一人のお子さんと3人で暮らしています。
奥様もモダンパックで働いており、仕事の話を家ですることもあるそうです。
奥様はコミュニケーション力が高く、社長の自宅に遊びに行き、得意料理のカレーを振る舞うことも。
休日には家族で公園へ出かけたり、親戚が遊びに来た際には佐賀県内の名所を案内したりと、日本での生活を楽しんでいます。
「日本の方が安全で過ごしやすいです。これからもずっと日本で暮らしていきたいです」
昨年12月には永住権も取得しました。
「新しいことにチャレンジしたい」
今後の目標について聞くと、クマルは謙虚に答えます。
「まだまだ自分も学ぶべきところはたくさんあります。モダンパックでしっかり学んで、一つでも新しいことにチャレンジしたいです」
子どもの頃は友達とサッカーやクリケットをして遊んでいたというクマル。
ネパールでも人気の高いクリケットは、今でも親しみのあるスポーツです。
そんなクマルから、日本での就職を目指す留学生へのメッセージを聞きました。
「日本の企業に就職して、日本で暮らしていこうと思ったら、日本語と日本のルールを少しずつでもいいから、しっかり学んでおくといいですよ!」
日本語を学び、日本の文化を知り、地域の人たちとのコミュニケーションを重ねながら、仕事の幅を広げてきたクマル。
分からないからできないではなく、分からないから学んでみる。
その姿勢が、新しい環境で働くうえで大きな力になるのかもしれません。
これからもモダンパックの一員として、そして日本で暮らす一人の社会人として、新しいことへの挑戦を続けていきます。
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