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9月5日は「国民栄誉賞の日」です。
この記念日は、1977(昭和52)年9月3日、プロ野球界のスーパースター・王貞治氏が世界最多記録となるホームラン756号を放ち、日本中に感動を与えたことに由来しています。
王氏はその功績が称えられ、同年9月5日に日本で初めて「国民栄誉賞」を受賞しました。
これを記念して、この日が「国民栄誉賞の日」と定められたのです。
国民栄誉賞とは
国民栄誉賞は「前人未到の偉業を成し遂げ、多くの国民から敬愛され、夢と希望を与えた人物」に贈られる特別な賞です。
個人だけでなく団体も対象となり、スポーツや芸術、文化、科学など幅広い分野の人々が選ばれてきました。
原則として日本国籍を持つ人が対象ですが、例外として外国籍であっても世界的な業績や日本文化への貢献度が高ければ受賞の可能性があるとされています。
これまでに受賞したのは27名1団体。
いずれも時代を代表する功績を残し、人々に勇気と希望を届けてきました。
初代受賞者・王貞治氏の偉業
初代の受賞者である王貞治氏は、日本だけでなく世界の野球史に名を刻んだ存在です。
現役時代は読売ジャイアンツで一本足打法を武器に、世界最多となる868本の本塁打を記録しました。
引退後は福岡ダイエーホークス、そして福岡ソフトバンクホークスの監督としてチームを何度も日本一に導き、九州に野球文化を根付かせる立役者となりました。
現在も取締役会長や特別アドバイザーとして球団を支え続け、福岡・九州のスポーツ振興に大きく貢献しています。
まさに「九州の誇り」と言える存在です。
王貞治氏と「もやしそば」の深い縁
王氏を語る上で忘れてはならないのが「中華料理」との関わりです。
現役時代から「生碼麺(もやしそば)」を好んで食べていたとされ、試合前のエネルギー源として親しまれてきました。
その後も、福岡市内の中華料理店では王氏が愛した「アワビラーメン」を提供するなど、食文化とのつながりが語り継がれています。
さらに福岡ソフトバンクホークスは、王氏の好物である「もやしそば」をイメージした限定グルメを球場で販売。
ファンにとっては、球団と王氏の絆を感じられる特別なメニューとなっています。
このように、王氏の功績は野球界だけでなく食文化にも影響を与えており、まさに多方面にわたって愛される存在であることがわかります。
国民栄誉賞が持つ意味
国民栄誉賞は、単に「成績や実績」だけで授与されるものではありません。
そこには「人間性」や「国民に与えた影響」も大きく関わります。
王氏の礼儀正しさや誠実な人柄は、プレーと同じくらい人々に感動を与えました。
その姿勢は引退後も変わらず、指導者としても若い世代に夢を託し続けています。
王氏が初代の受賞者に選ばれたことは偶然ではなく、日本人にとって「憧れ」や「目標」を体現した人物だったからこそといえるでしょう。
夢を与え続ける力
9月5日の「国民栄誉賞の日」は、王貞治氏の偉業を称えるとともに、これまで国民に希望を与えてきた受賞者たちを振り返る日でもあります。
福岡や九州にとって、王氏は地域の誇りであり続けています。野球界での活躍はもちろん「もやしそば」や「アワビラーメン」に象徴される食文化との縁も含め、その存在は私たちの暮らしに深く根付いています。
これからも国民栄誉賞は、新たな偉業を成し遂げる人々に授けられ、夢や希望をつなぐ存在となるでしょう。
そして、その記念日である9月5日には、王貞治氏の功績とともに「夢を与え続ける力」の大切さを改めて感じたいものです。
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