こんにちは！
3月3日は「桃の節句」「ひな祭り」の日ですね。
ひな祭りは、女の子の健やかな成長と幸せを願う日本の伝統行事であり、ご家族でお祝いをされる方も多いのではないでしょうか？
今回は、ひな祭りの由来や風習、定番の食べ物についてご紹介します。
今年のひな祭りをより楽しく、思い出に残るものにするためのヒントになれば幸いです。
ひな祭りの由来と風習
ひな祭りの起源は、平安時代の貴族の間で行われていた「ひいな遊び」という人形遊びと、中国から伝わった「流し雛」の風習が結びついたものとされています。
①ひな人形の飾り方
ひな祭りと言えば、ひな人形を飾ることが欠かせません。
ひな人形には、子どもの厄を引き受け、健やかな成長を願う意味が込められています。
【一般的なひな壇の並べ方】
最上段：親王（男雛と女雛）–天皇・皇后の姿を表し、婚礼の様子を表現
二段目：三人官女–宮中で仕える女性たち
三段目：五人囃子–雅楽を奏でる楽団
四段目：随身（右大臣・左大臣）–貴族を守る護衛役
五段目：仕丁（三人）–雑用を担う従者
地域によって異なる飾り方もありますが、共通しているのは“ひな人形を3月3日が過ぎたら早めに片付ける”こと。
これは「いつまでも飾っているとお嫁に行くのが遅くなる」と言われているためです。
②ひな祭りの伝統的な食べ物
ひな祭りには、縁起の良い食べ物がたくさんあります。
*ちらし寿司
ひな祭りの定番料理といえば、ちらし寿司。
海老（長寿）、れんこん（見通しが良くなる）、豆（健康でまめに働く）など、縁起の良い具材がたくさん使われます。
*はまぐりのお吸い物
はまぐりは、対になっている貝殻同士でしかぴったり合わないことから「良縁に恵まれる」象徴とされています。
ひな祭りには、あさりではなく、はまぐりのお吸い物をいただくのが一般的です。
*ひなあられ
カラフルで可愛らしいひなあられは、地域によって味が異なります。
関東：甘い砂糖がけのものが主流
関西：醤油や塩味のしょっぱいものが多い
色とりどりのひなあられは「四季を表し、1年中健康でいられるように」という願いが込められています。
*菱餅
ピンク・白・緑の三色のお餅には、それぞれ意味があります。
ピンク：魔除け
白：清浄
緑：健康・長寿
この三色が重なることで、女の子の成長と幸せを願う気持ちが込められています。
おうちで楽しむ！ひな祭りのアイデア
自宅でひな祭りを楽しみたいという家庭も多いと思います。
そこで、より楽しいひな祭りを過ごすためのアイデアをご紹介します。
①手作りお寿司パーティー
ちらし寿司だけでなく、手まり寿司や巻き寿司を作って家族で楽しむのもおすすめ。
子どもと一緒にお寿司を作ることで、より思い出深いひな祭りになります。
②オリジナルひな人形づくり
紙コップや折り紙を使って、手作りのひな人形を作るのも楽しいイベントになります。
幼い子どもでも簡単に作れるので、家族みんなで楽しめます。
③ひな祭りスイーツ作り
ひな祭りらしい可愛らしいスイーツを手作りするのも人気です。
例えば、
*ひなあられを使ったチョコレートバー
*菱餅カラーのゼリー
*いちごを使ったケーキ
ピンクや白、緑を意識したデザートで、食卓を華やかに彩りましょう。
ひな祭りは、女の子の健やかな成長を願う大切な伝統行事です。
ひな祭りの楽しみ方まとめ
①ひな人形を飾って、家族でお祝い
②ちらし寿司やはまぐりのお吸い物など、縁起の良い料理を楽しむ
③ひな祭りならではのスイーツや手作りイベントを企画する
伝統を大切にしながら、現代ならではの楽しみ方も取り入れて、素敵なひな祭りをお迎えください！
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