こんにちは!
10月31日といえば、多くの方がハロウィンを思い浮かべるかもしれません。
しかし実は、この日は「出雲ぜんざいの日」でもあることをご存じでしょうか?
「10月31日=1031」を「1,000(ぜん)+31(ざい)」と読む語呂合わせにちなみ、ぜんざい発祥の地・島根県出雲市の出雲ぜんざい学会がこの日を記念日に制定しています。
今回は、出雲市とぜんざいの深い関係や、ぜんざいにまつわる文化、そしてぜんざいをよりおいしく楽しむための容器の話まで、少し深掘りしてご紹介します。
出雲とぜんざいの関係
出雲といえば「縁結びの神様」として有名な出雲大社。
その門前町で生まれたとされるのが「ぜんざい」です。
古くは「神在(じんざい)餅」と呼ばれるお祝いの食べ物がありました。
これは、出雲大社で行われる“神在祭(かみありさい)”の際に、全国の神々をもてなすために作られたものです。
その「じんざい」が時を経て「ぜんざい」へと音が変化し、全国に広まったと伝えられています。
つまり、ぜんざいは、神々の集う地・出雲”の神聖な食文化から生まれた和スイーツなのです。
ぜんざいが持つ文化と風習
ぜんざいは、もともと「めでたい」「人と人をつなぐ」食べ物として親しまれてきました。
お正月やお祝いの席で振る舞われることが多く、「良縁を結ぶ」「幸福を呼び込む」象徴とされています。
また、地域によって味わいや形もさまざま。
関西では粒あんを使うのが主流ですが、関東ではこしあんを使った「しるこ」との違いもあります。
さらに出雲ぜんざいは、上品な甘さともちもちの餅が絶妙に調和した、素朴で温かみのある味わいが特徴です。
こうした違いを楽しみながら、各地の食文化を味わうのも日本のぜんざい文化の魅力といえるでしょう。
ぜんざいを食べる効果と魅力
ぜんざいに使われる主な材料は、小豆とお餅。
この組み合わせには、昔から健康面での効果も期待されています。
小豆にはポリフェノールが豊富に含まれ、抗酸化作用によって老化防止や美肌効果が期待できます。
食物繊維が腸内環境を整え、便秘解消にも役立つといわれています。
お餅はエネルギー補給に最適で、寒い季節に体を温めてくれる働きも。
まさに、ぜんざいは「心と体を温める和スイーツ」。
秋から冬にかけて、疲れた体を癒やす一杯としてぴったりです。
ぜんざいを引き立てる“容器選び”の大切さ
ぜんざいをおいしく見せるためには、実は「器選び」も大切なポイントです。
陶器や漆器の椀はもちろん、テイクアウト需要の高まりとともに紙製カップや耐熱容器の需要も増えています。
特にイベントやお祭り、カフェでの提供では、持ちやすさ・保温性・見た目の上品さが求められます。
そんなときにおすすめなのが、九州パール紙工のECサイト「お箱やさん」です。
お箱やさんでは、ぜんざい・お汁粉・甘酒などの和スイーツにぴったりな容器やカップ、フタ付き容器を豊富に取り揃えています。
和の雰囲気を損なわず、優れたアイテムがそろっているため、業務用にも幅広く利用可能です。
10月31日は“甘くて縁起の良い日”
ハロウィンの影に隠れがちな「出雲ぜんざいの日」ですが、実はとても日本らしい温かみのある記念日です。
ぜんざいには、神々をもてなし、人と人をつなぐという“縁結び”の願いが込められています。
10月31日は、ぜひ家族や友人と一緒に、甘くて幸せな出雲ぜんざいを味わってみてください。
そして、お店でぜんざいを提供する方は、お箱やさんでぴったりの容器を探してみてはいかがでしょうか。
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