こんにちは!
8月も後半に入り、佐賀県内の小学校では夏休みの終わりが近づいてきました。
お子さんのお昼ごはんを毎日準備していた保護者のみなさまにとっては、ようやく一息つける時期かもしれません。
そして、2学期のスタートとともに、子どもたちが楽しみにしているのが「学校給食」
今回は、そんな学校給食の歴史から、今どきの給食事情、そして令和の小学生に人気のメニューまでをご紹介します!
学校給食はいつから始まった?
日本の学校給食の始まりは、明治22年(1889年)。
山形県鶴岡市の私立忠愛小学校で、家庭の事情などでお弁当が持参できない子どもたちに対して提供された「おにぎり・焼き魚・漬物」が最初とされています。
戦後の食糧難時代には、アメリカなどからの援助を受けて全国へと広がり、昭和29年には学校給食法が制定され、全国の小学校で本格的に給食が実施されるようになりました。
当時は脱脂粉乳のミルクやコッペパンが定番で「懐かしい味」として記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。
今どきの学校給食事情
時代とともに、学校給食も大きく進化しています。
現在では栄養バランスはもちろんのこと、アレルギー対応、地産地消、郷土料理、世界の料理を取り入れるなど、食育の一環としても重視されるようになっています。
■地元食材を使った「地産地消」メニュー
佐賀県内でも、地元の農産物や魚を使ったメニューが多く取り入れられており、地域の味を子どもたちが自然と学べるよう工夫されています。
■アレルギー対応の徹底
食物アレルギーへの対応も進んでおり、献立表にはアレルゲン表示がされていたり、個別対応食が提供されていたりなど、きめ細かな配慮がされています。
■バリエーション豊かな献立
和食・洋食・中華だけでなく、世界の料理や“行事食”なども登場し、子どもたちにとって「給食=楽しみな時間」という位置づけが強くなっています。
子どもたちに人気メニューは?
今の小学生に「給食で一番好きなメニューは何?」と聞くと、定番からトレンドまでさまざまな声があがります。
令和の時代に人気の給食メニューをいくつかご紹介します。
■カレーライス
時代を超えて不動の人気No.1。
「揚げチキンカレー」や「夏野菜カレー」などバリエーションも豊富です。
■揚げパン
昔ながらのメニューながら、今でも大人気。
きなこ・ココア・シュガーなど、味のバリエーションで子どもたちを飽きさせません。
■冷凍みかん
暑い時期には特に喜ばれるデザート。
ひんやり冷たい食感は、今も昔も子どもたちの定番です。
■ビビンバ丼・タコライス
少しスパイシーで味にパンチがあるメニューも人気です。
食べ応えがあり、野菜も一緒に食べられる工夫がされています。
■ソフト麺+ミートソース
昭和〜平成にかけて人気を誇った「ソフト麺」は、今もなお根強いファンが多いメニューのひとつです。
変わる給食、変わらない楽しみ
学校給食は、栄養を補うだけでなく「友達と一緒に食べる楽しさ」や「マナーを学ぶ場」としての役割も担っています。
今では食器や配膳方法も進化し、感染症対策や衛生面にも配慮されていますが「給食の時間が楽しみ!」という子どもたちの気持ちは、今も昔も変わりません。
九州パール紙工は「食べる」を支えています
私たち九州パール紙工では、給食用ではありませんが、スーパーや飲食店、ホテル向けにお弁当などに使われる食品容器を製造・販売しています。
子どもたちが食べる「安全で安心な食」を、さまざまな形で支えている仕事でもあります。
2学期が始まり、また慌ただしい日常が戻ってきますが、子どもたちが学校で元気に過ごし、美味しい給食を食べる時間が楽しみになりますように。
保護者の皆さま、本当にお疲れさまでした!
新学期、頑張る子どもたちへ。
食の時間がもっと楽しく、笑顔になるように。
私たちも応援しています!
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