こんにちは!
九州南部では5月16日に梅雨入りが発表されました。
今年は九州南部、奄美地方、沖縄地方の順で梅雨入りが発表されるという、1951年の統計開始以来、初めての珍しい年になっています。
九州北部や関東甲信地方でも、例年通りであれば6月上旬から中旬にかけて梅雨入りとなる見込みです。
この「梅雨」は、私たちの生活にさまざまな影響を与えます。
特に注意したいのが、食品の管理とお弁当の傷み対策。高温多湿の環境では菌が繁殖しやすく、食品が痛みやすいため、体調不良や食中毒のリスクも高まります。
そこで今回は、梅雨時期の食品管理の基本に加え、お弁当に役立つ「ワサビシート」の活用法をご紹介します。
梅雨時期の基本的な食品管理のポイント
まずは、日常的な食品の保存方法の見直しが大切です。
■常温保存品は「湿気対策」がカギ
粉もの・乾物は密閉保存:小麦粉、片栗粉、パン粉などは湿気を吸いやすいため、しっかり密閉できる容器へ。
シリカゲルや乾燥剤を活用:食品と一緒に乾燥剤を入れるだけでも湿気対策に効果的です。
風通しのよい場所に保管:シンク下や冷蔵庫の上など、湿気がこもる場所は避けましょう。
■冷蔵庫・冷凍庫も見直しを
冷蔵庫は7割収納を目安:冷気の循環を妨げないようにしましょう。
ドアポケットには要注意:温度変化が激しい場所のため、乳製品や生卵は避けるのがベター。
冷凍保存で日持ちアップ:肉や魚、野菜は使いやすい量に分けて冷凍。ラベリングで管理しやすく。
調理時の衛生管理も忘れずに
梅雨の時期は、調理器具や手からの菌の繁殖にも注意が必要です。
調理前・途中・後の手洗いを徹底
まな板・包丁は使い分ける
調理後はなるべく早く冷蔵庫へ
調理の合間に使った布巾やスポンジもこまめに洗い、乾燥させましょう。
湿ったままでは、菌が増殖しやすくなります。
梅雨時期のお弁当対策におすすめ「ワサビシート」
この時期、特に気になるのが「お弁当の傷み」です。
朝作ったお弁当が昼までの間に傷んでしまう…。
そんな心配を軽減してくれるのが、ワサビシートです。
■ワサビシートとは?
ワサビに含まれる「アリルイソチオシアネート(AIT)」という成分の抗菌作用を利用したシートです。
食品に直接ふれずに抗菌効果を発揮し、菌の繁殖を抑制します。
■ ワサビシートの特長
味や香りに影響を与えにくい:ワサビの風味が苦手な人でも安心。
お弁当箱に1枚入れるだけの手軽さ
冷凍・冷蔵でも効果あり:ごはん・おかずのどちらにも使えます。
■ 使い方のコツ
お弁当を詰め終わった後、ラップの上やおかずカップの上に1枚置くだけ。
熱いままの食品には使用せず、しっかり冷ましてからフタをしましょう。
毎日取り替えて使うことで効果を維持。
「作り置きおかず」や「おにぎり」などにも活用できるので、お子様や自分用のお弁当が多い方に特におすすめです。
食品ロスを減らす「使い切り」工夫
食材が傷みやすい季節だからこそ、余らせない工夫も大切です。
余った野菜はスープや炒め物に
作り置きは早めに消費する習慣を
1週間で使い切れる量だけ買う工夫
また、ワサビシートを併用すれば、作り置きおかずもより安心して保存できます。
湿気対策+抗菌アイテムで梅雨を乗り切ろう
梅雨の時期は食品管理に一層の注意が必要ですが、少しの工夫で安心・安全な食生活が送れます。
密閉保存・冷蔵庫の整理・調理時の衛生管理に加えて、お弁当にはワサビシートの活用を。
高温多湿な日本の夏に備え、今からしっかり準備しておきましょう。
毎日安心して食事が楽しめるよう、ぜひ本記事の内容を取り入れてみてください。
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