こんにちは!
2025年5月14日(水)から16日(金)までの3日間、福岡市のマリンメッセ福岡にて開催された「西日本食品産業創造展」に、私たち九州パール紙工も出展いたしました。
本展示会は、“食”に関する最新情報が一堂に会する西日本最大級の産業総合展で、今年のテーマは「食の未来を考える 〜Food Tech × Sustainable〜」。食品加工機械や厨房機器をはじめ、自動化・省力化を図るための生産設備、さらには衛生・品質管理のソリューションまで、食品業界における最先端の技術とサービスが集結しました。
会場は朝から活気に満ち、多くの来場者で賑わいました。3日間の総来場者数はなんと2万人を超え、業界の関心の高さを改めて実感した次第です。
食の未来を体感できる展示会
今回の展示会では、出展各社による最新製品や技術の展示だけでなく、毎年恒例となっている多彩なセミナーや実演、イベントブースも大変盛況でした。
製菓・製パン関連のデモンストレーションや、九州各地の食材を使った試食コーナー、さらにはお弁当・レストラン・キッチンカーの営業などもあり、食の“現場感”を存分に体験できる展示会だったと思います。
その中で特に印象的だったのが、展示会のテーマ通りの機械化・自動化に関する各社の取り組みです。
食品業界において深刻化する人手不足という課題に対し、容器メーカーと機械メーカーが連携し、省人化を実現するソリューションを数多く紹介していました。
例えば、従来は10人必要だった作業工程を、機械との連携によって5人〜8人で対応可能にするといった事例は、人手不足に直面する多くの現場にとって、大きな希望になると感じました。
人材確保が難しくなる中で、いかに効率的かつ持続可能な生産体制を構築していくか。
これは業界全体にとっての共通課題であり、当社としても非常に参考になりました。
コスト削減・効率化のヒントも多数
さらに興味深かったのは、物流コストの削減につながる包装資材や製品の紹介です。
近年、運送業界でも人手不足が深刻化し、物流費の高騰が飲食業界・製造業界を直撃しています。
展示会では、容器の軽量化やコンパクト化、積載効率を高めるための設計アイデアなどが紹介されており、当社の製品開発にもヒントを多く得ることができました。
このような「機能性」と「環境配慮」の両立こそ、今後のものづくりに求められる視点だと感じています。
九州パール紙工としての今後の展望
私たち九州パール紙工は、日々変化する食品業界のニーズに応えられる製品づくりを目指しています。
今回のような展示会への出展は、新しい技術や市場動向を直接体感できる貴重な機会であり、社内の開発や営業活動にとっても大きな刺激となりました。
また、展示会に来場された多くの皆さまと直接お話しできたことは、私たちにとって何よりの収穫でした。
現場での声や課題感に触れることで、製品開発のヒントや、改善すべき点を再認識することができました。
今後もこうした展示会を通じて、業界とのつながりを深めながら、より良い製品づくりと事業の発展に取り組んでまいります。
最後になりますが、名刺交換等、交流をさせていただいたた皆さま、本当にありがとうございました。
引き続き、九州パール紙工をどうぞよろしくお願いいたします。
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